防水塗料はその名の通り、外壁塗装において雨や雪などから建物を守る役割があります。
しかし、外壁塗装における防水塗料にはメリットがある一方、デメリットもあります。
しっかりと良い点、悪い点を把握しておくことが必要です。
■防水塗料のメリット
外壁塗装においては外壁材と外壁材のつなぎ目にコーキング材が入りますが、
防水塗料は伸縮性に優れていて、ヒビ割れに強いので、コーキング材に影響を与えない魅力もあります。
窯業系サイディングのコーキング材を保護できるのがメリットと言えるでしょう。
■防水塗料のデメリット
外壁塗装を行ったあと、ベタつきがあり汚れがつきやすいといったデメリットがあります。
これは、硬化時間不足など防水面積が広いところで起きやすい現象です。
壁がベタついたり、ふくれたりといった早期不良に繋がる可能性も…。
また、防水塗料も年数が経てば伸縮性は損なわれます。
■まとめ
それでも外壁塗装に防水性能は必要です。
そのため、耐候年数10〜12年の塗料や防カビ機能、透湿性、低汚染性も兼ね備えた
ハイブリッドタイプの塗料も誕生しています。
降雨時には雨水が汚染物質を一緒に洗い流す機能なら、美観も保てます。
長期に渡って伸縮性を保持し、耐候年数も非常に高いなど、
デメリットをメリットに変えられる塗料もあるので、採用してみてはいかがでしょう。