外壁塗装を塗装業者に依頼するにしても、悪質業者も少なからず存在するので良し悪しをチェックしましょう。

 

例えば、基準塗布量を守らないと防水塗料を使用しても性能が発揮されないこともあります。

防水塗料は伸縮性に優れており、雨水から建物を守ってくれます。

 

しかし、それはしっかりとした塗膜の厚みがあるからです。

各塗料メーカーでは1㎡あたりどのくらいの量の塗料を塗るのか基準を定めています。

その基準が満たされていないと、耐久性が十分に発揮されません。

 

規定の塗布量を塗装してくれるのかは、自分でも仕様を確認するようにしましょう。

 

また、外壁塗装では塗料の乾燥時間も重要です。

空気中に溶剤が揮発して塗膜となるのですが、十分に乾燥されていない場合には硬化不良を起こす可能性も…。

 

この乾燥時間が確保されているかを確認しておきましょう。

外壁塗装の前に業者から工程表を出してもらい、下塗り、中塗り、上塗り時間をチェックしておきましょう。

乾燥時間を空けずに1日に何工程も作業するようなことはないはずです。

 

いくら良い塗料を用いても、施工不良があれば雨漏りに繋がる可能性があるので、業者選びも重要です。