外壁塗装では、「下塗り・中塗り・上塗り」を行います。このときの外壁塗装について解説していきます。

 

下地の補修が必要な場合

外壁塗装といっても塗装のみならず、補修も行います。
下地の補修が必要な場合には補修が先です。というのも、外壁にひび割れが見られる場合に使うシーリング材。
これにも塗装が必要な場合があります。

また、ひび割れを後回しにした場合、外壁はしっかり守られていません。
雨水が浸入して外壁の耐久性が低くなります。外壁を守るためにも先に補修を行う業者が多いです。

下塗りにも乾燥時間が必要です。
下塗りがしっかり乾いていない段階で次の工程に進むとムラになる可能性があります。

外壁塗装は工期が長いイメージですが、塗料の乾燥には時間がかかります。
そのため、短時間で中塗りや上塗りを行う外壁塗装業者がいるならば、注意が必要です。
塗料がすぐに劣化し、剥がれる原因になります。

補修、3回塗り、乾燥させるかどうか、外壁塗装業者を見極める目安にしましょう。

なお、複数の塗料を使う場合には先にシーラーあるいはプライマーを塗り、その後フィラーを塗るなど、下地作業に手を抜かない業者をおすすめします。
見積もり時にそうした工程については確認ができるので、見積もりから検討しましょう。