屋根塗装くらいなら自分たちでもできると考えて行動する方もいるでしょう。

その場合には安全対策をしっかりめに行いましょう。

 

足場の設置は必須

外壁塗装のみならず、屋根塗装でも足場が必要になります。

しかし、足場組立には「足場組立等作業主任者」という資格が必要になります。

足場は不要と考えて無理やり屋根に登るのは危険です。

足場はレンタルすることができますし、足場設置も有資格者に任せることができます。

まずは、この足場を組むことから準備しましょう。

 

高圧洗浄によるリスク

屋根塗装の工程のなかで注意したいのは、屋根についた汚れを落とす高圧洗浄作業です。

汚れの付いたままで塗装をすると塗料のムラになったり、すぐに剥げてしまいます。

だからこそ、汚れを落とす作業が必要になります。

水による作業ですし、屋根に登っての作業です。

足元が濡れていると滑りやすくなります。

近場で作業をしている作業員を巻き込むこともありますから、安全対策が必要になるでしょう。

 

安全靴・作業靴の用意

屋根塗装や外壁塗装を専門とする多くの職人は、ゴム足袋を着用しています。

靴の裏がゴムになっていることからも、滑って屋根から落下する危険を軽減することができます。

屋根は斜めになっている場所ですから、足場固めというのに理想的です。