外壁塗装といっても、実際は外壁だけでなくさまざまなパーツも塗装します。

そのため、メンテナンスフリーだといわれているサイディング壁であれ、外壁塗装は適した頻度で必要になります。

たとえば、雨戸、雨樋、エアコンのダクトホース、シャッターBOXなどです。

さらに、雨漏り対策としては屋根塗装も必要です。

 

このようにさまざまなパーツを塗り替える際も、外壁塗装同様の工程が必要になります。

少しだけの塗り替えでも変わりはありません。

ペーパー当てをして塗装前の下地つくりを行い、サビ止めを塗り、中塗り、上塗りをします。

 

塗装する部分が少しであれば、作業時間はあっという間ですが、乾燥させる必要があるので施工には3日ほどかかります。

どの部分でも必ず下地材を使用するのも塗装の特徴です。その部位に適した下地材を入れてから、中塗り、上塗りにて仕上げます。

 

一般的に外壁塗装の頻度は10年〜15年です。グレードが高いフッ素塗料であれば、もう少し延ばすことも可能です。

しかし、先に伝えたように屋根や他の部材も劣化するため、補修工事や塗装工事は必要です。

雨漏りが発生してからでは余計な費用がかかります。外壁塗装が不要でも、メンテナンス頻度を上げてみたり、定期的に検査を依頼することも必要です。