外壁塗装に適したタイミングは塗料の耐用年数によります。しかし、適した施工となると、気温が一定以上で空気が乾燥している季節です。

今では、通年外壁塗装工事は可能ですが、気候が安定している春や秋をおすすめします。屋根塗装も含めた外壁塗装工事では安心安全な施工のため、塗装業者が作業しやすいタイミングを依頼主も考えてあげましょう。

そのため、気温が高くなる夏や積雪のある冬に外壁塗装を行うのは、あまりおすすめできません。また、塗料の色選びに注目してみましょう。先に話にも出たように色によって暑苦しく感じる外壁もあります。

黒や濃い目のグレーは熱を吸収する特徴を持つ色です。そのため、真夏など直射日光にさらされた場合には、室温が上昇しやすくなります。

夏日のタイミングで、熱吸収の良い黒などの塗料を使用した外壁塗装は避けたほうが良い場合もあります。反対に、遮熱効果が高い色は何色かといえば白です。

最近では機能性塗料もずいぶん増えていて、遮熱効果が高まる塗料も選ぶことができます。そして、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと温度上昇が少なくなり、室内に伝わる熱も減るため、同時施工はおすすめです。