外壁塗装をする時期は決められていませんが、使う塗料を目安にリフォームを考えるのが一般的です。
そのため塗料のおおよその耐久年数を知っておく必要があります。
1.塗料の種類
外壁塗装で使用する塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素があります。
アクリルの耐久性は約3年から8年程度で、ウレタンが約5年から10年程度です。
アクリルはウレタンが普及される前はよく使用されていましたが、
色あせしやすいマイナス点があり最近では需要が下がってきました。
近年ポピュラーとなっているのがシリコンです。
シリコンの耐久性は約7年から15年程度でトータル的にバランスがとれています。
2.フッ素の耐久性
フッ素の耐久性は約12年から20年程度と長く、よくフライパンなどに使われています。
汚れが付着しても落ちやすく、耐久性の面でも安心です。
ほかの3つに比べると少し費用は高くなりますが、少しでも塗料を長持ちさせたい、
塗り替えの頻度を少なくしたいと考えている人はこちらを選ぶと良いでしょう。
3.その他の塗料
外壁塗料で使われる塗料はアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の4つが代表的ですが、
その他にもラジカルやセラミック、無機やナノテクなどもあります。
中でも無機はこれまでにあったデメリットを改善した優秀な塗料です。
外壁塗装の時期は塗料の耐久性を目安におこなうのが一般的です。
塗料それぞれのメリットとデメリットがあるので、事前に確認しておきましょう。